症状と予後

遺伝性ATTRアミロイドーシス(FAP)では、全身性の多臓器障害があらわれるため、多様な臨床症状がみられます。また、疾患特異的な症状に乏しい疾患であるため、確定診断が遅れて、発症後長い期間、適切な治療がなされていないことが珍しくありません。本疾患は進行性で予後が不良なため、早期に診断して、早期に適切な治療を開始することが大切です。