- 監修
- 関島 良樹 先生
(信州大学医学部 神経内科、リウマチ・膠原病内科 教授)
心臓 心エコー検査:スペックルトラッキングエコー
心臓の形態と機能を評価します。
主な所見1-3
長軸方向/円周方向/壁厚方向ストレイン低下
apical sparing(心基部の長軸方向ストレインが低下し、相対的に心尖部では保たれている所見)
評価頻度(目安)
ベースライン時、その後は12ヵ月に1回(ただし、心アミロイドーシスがある場合は、6ヵ月に1回評価することが好ましい)
評価上のポイント
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病期が進行すると左室長軸方向のストレイン値は心室基部から低下していきます1。
引用文献
- 日本循環器学会. 2020年版 心アミロイドーシス診療ガイドライン https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2020_Kitaoka.pdf(2021年12月閲覧)
- Sun JP, Stewart WJ, Yang XS, et al. Am J Cardiol. 2009;103(3):411-415.
- Phelan D, Thavendiranathan P, Popovic Z, et al. J Am Soc Echocardiogr. 2014;27(8):888-895.