- 監修
- 関島 良樹 先生
(信州大学医学部 神経内科、リウマチ・膠原病内科 教授)
長期的な合併症対策 自律神経障害による長期的な合併症対策
本疾患の自律神経障害による長期的合併症としては、激しい下痢や嘔吐発作などの消化器症状、起立性低血圧、口腔内乾燥、排尿障害、発汗障害、発汗過多や陰萎などがあり、病期が長くなるにつれ、こうした症状が生じる可能性があります。以下に、それぞれの対策についてご紹介します。
合併症 | 対策 |
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激しい下痢 |
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嘔吐発作 |
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起立性低血圧※ |
意識消失発作の際は、起立性低血圧、房室ブロック、一過性中枢神経症状(TFNE)を慎重に鑑別する |
口腔内乾燥 |
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排尿障害 |
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発汗障害、 発汗過多 |
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陰萎 |
など |
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